2014年12月16日火曜日

午後2で使えるモジュール⇒H26・午後1_問1。

◆はじめに・・・
さて、今回から、午後1試験のストーリーから、午後2試験で使えるようなモジュールの抜粋をやってみようかと。
とはいえ、午後2ってどんなもの?っていう人がもしいたら・・・っていう野暮な話はココではしません(苦笑)
生意気言うようですが、午後2の試験の経験者であればあるほど楽しめるかもしれないので、
大変申し訳ありませんが、午後2の必勝法を求めているのでしたら、ちょっとご期待には添えないかもです。
まぁそういう必勝法などはもっとすっごいのがあると思いますので、さ~せん(苦笑)
でもです!午後1の過去問を午後2の問題風にしたらどうなるかを考えながらモジュール化できないか?と
いう試みが面白いと思った方が気に入ってくれるとうれしいかもです(笑)。

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◆モジュール抜粋に際して
通常午後2のはじめてください!的な声とともに受験番号や氏名の後に必ず行わなければいけないのに、これも試験時間内に含まれるというもの、午後2の問題の最初の要と僕が勝手に思ってる、テンプレート、アンケート用紙である”質問書*”の記述がまずありますが、午後1の試験問題にこれを当てはめるのもやっときます。
また、”特に記載なし”は、ご存知かとは思いますが、決して分からないと回答してはいけなく、一応、その選択肢もありますが、これは罠ですのでご注意を(笑)
という事で、適切な値の任意を選択するが、本問には特に重要でない項目という事になります。

*(質問書って何なの?という方は、一応、こちらも参照ください)
また上記リンクに書かれてる質問書=テンプレートについては、ITSMであって、PMではないのですが、
問われている事はまぁ大して変わりませんでしたので、ご参考まで。)

問1:人材管理システムの構築について

■質問書より

・プロジェクト名称
新人材管理システムの構築

・システムが対象とする企業・機関
1.建設業 2.製造業 3.電気・ガス・熱供給・水道業 4.運輸・通信業 5.卸売・小売業・飲食店 6.金融・保険・不動産業 7.サービス業 8.情報サービス業 9.調査業・広告業 10.医療・福祉業 11.農業・林業・漁業・鉱業 12.教育(学校・研究機関) 13.官公庁・公益団体 14.特定業種なし 15.その他(   )
1.建設業

・企業・機関などの規模
1.100人以上 2.101-300人 3.301-1000人 4.1001-5000人 5.5001人以上 6.特定なし 7.分からない
⇒本問では特に記載なし(7以外の任意)

・対象業務の領域
1.経営・企画 2.会計・経理 3.営業・販売 4.生産 5.物流 6.人事 7.管理一般 8.研究・開発 9.技術・制御 10.その他(  )
人事

・システムの形態と規模
1.クライアントサーバシステム(ア。サーバ?台、クライアント?台) イ.分からない 2.Webシステム(ア。サーバ?台、クライアント?台) イ.分からない 3.メインフレームまたはオフコン(?台)及び端末 4.組み込みシステム(  ) 5.その他(   )
⇒本問では特に記載なし(イ以外の任意)

・ネットワークの範囲
1.他企業・他機関との間 2.同一企業・同一機関などの複数事業所間 3.単一事業所内 4.単一部署内 5.なし 6.その他(  )
⇒特に記載なしだが、人事部と営業部のみのため、3.単一事業所内

・システムの利用者数
1.1-10人 2.11-30人 3.31-100人 4.101-300人 5.301-1000人 6.1001-3000人 7.3001人以上 8.分からない
⇒特に記載なし(8以外の任意)

・総工数
1.約?人月 2.分からない
⇒特に記載なし(2以外の任意)

・費用総額
1.約?百万円(ハードウェア費用を ア.含む イ。含まない 2.分からない
⇒特に記載なし(2以外の任意)

・期間
1.?年?月~?年?月 2.分からない
(試験を受けた前)年4月~試験を受けた年の4月

・貴方が所属する企業・機関など
1.ソフトウェア業・情報処理・提供サービス業など 2.コンピュータ製造・販売業など 3.一般企業などのシステム部門 4.一般企業などのその他の部門 5.その他(  )
1.ソフトウェア業・情報処理・提供サービス業など

・あなたの担当したフェーズ
1.システム企画・計画 2.システム設計 3.プログラム開発 4.システムテスト 5.移行・運用 6.その他(  )
1.システム企画・計画

・あなたの役割
1.プロジェクトの全体責任者 2.プロジェクト管理スタッフ 3.チームリーダ 4.チームサブリーダ 5.その他(   )
プロジェクトの全体責任者

・貴方の管理対象人数
約?人~?人
1人

・貴方の担当期間
?年?月~?年?月
(試験を受けた前)年4月~試験を受けた年の4月


■設問ア用の携わったシステム開発プロジェクトの特徴』モジュール

①題材:
顧客J建設の新人材管理システムの構築プロジェクト

②体制:
J建設人事部3名(L部長、N課長、担当者)
J建設営業部1名(M部長)
弊社情報システム部1名(K氏 = 私)

③期間:
要件定義から稼働開始まで1年

④規模:
⇒特に記載なし(任意)

⑤背景・目標:
・来年4月1日に職能資格制度を改定する事になっているため間に合うようにする。
・現状の業務上の問題点を解決するため、3つのシステムを統合し、社員の業務経歴やスキルに関する情報を一元管理する。
・営業部の問題改善のための要求取り込み

⑥特徴:
・短期間
・既存システムが3つ(社員情報、業務経歴、研修管理)存在
・2つのシステム(業務経歴と研修管理)について改善要望が多い
・各システムに登録するために各々で用意された記入フォーマットがばらばらで不明瞭。
・各ステークホルダの要望が多岐に渡り、優先順位をつける必要がある

■設問における題意ポイント
午後1の題意を、IPAの採点講評や、解答例の出題趣旨を見て考えてみます。
個人的な見解という事ですが、どうもステークホルダという言葉を意識して欲しいようです(笑)
それで、このステークホルダは、本問では登場人物として、L部長、N課長、M部長と名前を明記している人以外に担当者がいますが、意識的かわざと?かどうかは知りませんが、この一見目立たないステークホルダである担当者の要望が、実は結構、今回のシステムの目的となる要だったりするんだなぁと思われます。

また問題ではステークホルダの言いたい放題の要望を整理し、優先順位をつけるべきだという点を解答として求めているように思えます。

■設問の携わったシステム開発プロジェクトの問題解決』モジュール

本問で必要な事は、各々の立場のステークホルダで要望が出た時のPMとしてどうあるべきか?
を論じることになると思われます。
したがって、以下のようなシナリオが考えられます。
①キーワード
ステークホルダのとりまとめ

②PMとして実施すべき点
各ステークホルダへのヒアリング実施する際、ステークホルダが漏れないように留意
ステークホルダの要望の優先順位付けによるスコープマネジメント(管理)のために
一覧表にまとめる
・優先順位付けは、現状の業務上に問題点に関する要求と、出来れば実現したい要求を区別し、後者は、前者による今回のプロジェクトの目的が達成した後で再検討する。

③汎用的に使える具体例・フレーズ
現状の業務上の問題解決を重点に置く
情報を一元的に管理する仕組みの構築
・多方面で異なるフォーマットをまとめるためには各項目の記入方法を統一すべきである。
・改善要望を多く出している社員にプロトタイプを使ってもらい操作性に関する要望を出してもらって、早い段階で仕様に反映させる
・システムをメインに使う部署(本問は人事部)以外の他部署(本問では営業部)が、人材情報などの重要情報を扱う場合のリスクは、情報漏えいなど留意

以上となります。

最後に・・・今回のキーワード(用語)♪

・ステークホルダ
・要求検討委員会
・ヒアリング
・スコープマネジメント
・プロトタイプ


さて、次回はどんな使えるモジュールがあるのでしょうか?
などと勝手に盛り上がってしまってますが、ご容赦を(苦笑)
では乞うご期待(って誰が?(笑))

2014年12月13日土曜日

H26用PM試験・僕流勉強~午後2研究序説!・プロローグ

さぁ、っていう出だしが適切かどうかは不明ですが、一応、勢いをつけたかったので、初っ端の書き出しという事で、敢えて書きます(笑)

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さぁ(笑)、今回プロジェクトマネージャ試験勉強の研究ブログという事で、本ブログでは、恐らく途中で退席、もしくはすでに午後1を受けて退席?する人達が多いんじゃないの?あぁあ勿体ない!と思っているのは僕だけではないと思ってる?午後2の論文試験について色々と考察も踏まえて書いてみようと思うのです。

前回・・・といってもITSM(ITサービスマネージャ)試験の題意考察ブログ(ココ)でしたが、ここでも、色々と研究を行ったわけですが、その時は過去問題の傾向分析と、あの120分という論文時間としては聞いただけでは長く感じるのに、いざ書き出すと、えぇええ!もうこんな時間なのぉ?という焦りと、制限字数に満たすためのわずかな力を指に集中させて、ひたすら書くという行為のための準備やそのための時間短縮法の考察や、長文に慣れるための練習方法など、ちょっと他の先人の方々も、よもや同様の事を書いているなぁと思うような内容を少しだけ心得帖とか必殺技っぽくして記録していました(苦笑)。

そこで、前回思ったのは、論文は本当に時間との勝負ですが、問題文に沿うようなシナリオをモジュール化できれば、それに沿ってストーリーを作り上げるわけですから、自分が経験、もしくは未経験でもどこかで読んだか、見たか、あるいか聞いたようなストーリーがうまくはまれば、後は題意に沿って分かりやすく、なり切り妄想型で格好良く?主人公となって論じればよい。といった理屈は、恐らくもう誰もが知ってるでしょうから、わざわざ僕のブログでそのようなうんちくを語らずとも、既に先人の方々の対策本などを参照した方がよほど有意義だろうなと思われます。

なので、僕のブログで何を記録すべきか。というよりもどうせなら記録は他の誰かが思いつかない、もしくは思いついたとしてもどうか少人数でありますように・・というような内容にしたいと思ったので、どう楽しんで記録するか?を追求しようと思いました(笑)。

で、考えたのは、ある時、これもよくあるうんちくで恐縮ですが(苦笑)、午後2の論文ネタは午後1問題の中にたくさん詰まっているので参考にすればよいぞ!えっへん!!(は不要ですが(苦笑))というやつです(笑)。

まぁこの手の話は割とよく色々な書籍にも書かれているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、僕がこのねたを聞いて思う事は、まぁそういっても過去の午後1の問題なんて覚えてないでしょ!っていう事なんです。そう思いませんか?

え?Why?(笑)なんでかって?

それはですね、午後1の問題を最初から丁寧に読みながら問題の回答を考える人は恐らくいないと思われ、まぁいたとしたら、その人は恐らく時間切れで受からない(苦笑)か、よほどの速読ができる速読法をマスターした達人なのかもしれません(苦笑)

つまり、これは前回、ITSMの過去問回答編ブログ(ココ)で記録した通り、問題を最初に読んでそこに書かれたチャプターだけを重点的に読むかもしくはそこにあるキーワードをサーチしながら問題の意味を読み取って字数制限内の解答文を作る方法を考察した時にも触れましたが、今回のH26年度の問1で出てきた主人公のPMは情報システム部のK氏を筆頭に、他の登場人物などは全くと言っていいほど知らなくても問題回答には支障が無いので、登場人物のない状態での午後1の文章読み取りで、その問題に対して把握などしないのが、まぁ当然と言えば当然ではないかと思うのです(笑)。

そこで、思ったのは、過去問を何回も解いて問題を覚えるという事は時間内に問題を解くという事
だけに専念するので精一杯の状態では、全くその問題でどういう人たちがどういう事を行ったのかを含めて問題文に関係なければ印象も何も残らないんじゃないのかという事です。

それで考えたのは、もういっそのこと、問題とかじゃなく一つのショートストーリーっぽくしてみたら、その問題は結構印象に残り、その問題の物語展開もモジュールとして抜き出せたりするのではないのかという考えから、まずは今回、ココとは別のブログで、ショートストーリーを記録して、そこから抽出したモジュールを午後2の論文で使えそうな感じで抽出できたら面白いかも?という事でこのブログにはショートストーリーから抽出されたモジュールとして纏められたらいいかもなと思いました。

それでは始まり、始まり~(笑)